キハダマグロ、完全養殖へ前進

 近畿大学の24日発表によると、完全養殖を目指して中米パナマで人工孵化させたキハダマグロの稚魚を、沖合のいけすで幼魚まで飼育することに世界で初めて成功したそうです。

 キハダマグロは稚魚から幼魚への飼育が困難でしたが、体長30センチ程度の幼魚まで育つと生存率が高まり、成魚まで成長させる可能性が高まります。それでも、稚魚約240匹を沖合のいけすに移して26日間飼育して幼魚まで生き残ったのは18匹だと言うことですから、ハードルの高さが伺えます。

 同大学は2~3年後に完全養殖を完成させたいとしています。

 近畿大学と言えば、世界で初めてクロマグロの完全養殖を成功させたことで有名ですが、今度はキハダマグロです。問題はコストでしょうか。マグロの養殖はコストがかかるので、クロマグロでないと採算がとれないと聞いたことがあります。キハダマグロで採算がとれるようになるのかどうか。マグロ類は規制が強まっていますから、相場が上がれば採算面も解決できるかも?。