トヨタ、世界ラリー選手権参戦へ

 トヨタ自動車の豊田章男社長は、30日に東京都内で開いた記者会見で2017年の世界ラリー選手権(WRC)に18年ぶりに参戦すると表明。「ラリーは日常使う道を舞台に、日常使う市販車をベースにした車で争われる。人と車を鍛え上げるためには最適な舞台だ」と語りました。
 WRCはF1と並んで人気が高く、参戦する事でブランドイメージの向上を図る狙いもあるようです。

 世界ラリー選手権は、国際自動車連盟(FIA)が主催する、世界各国で行われるラリーの世界選手権です。それまで世界各地で単独に開催されていたラリーを、1973年にイベントとして組織化し、世界選手権としてスタートしたもので、市販車をベースに改造した競技車両を使用します。一般道路の一定区間を一時的に閉鎖したり、競技場などの施設内に作られたコースのSSと、一般車に混じり現地の交通法規に従って移動する区間のリエゾンを走行し、SSの合計タイムが最も少ない車両が優勝となります。

 長引く円高デフレと不景気で、日本の自動車メーカは巨額の費用がかかるモータースポーツ活動を自粛していましたが、最近の景気回復で再び活動を再開させています。