親露派武装集団が捕虜を市中引き回し

 ロイター通信などによると、ウクライナ政府軍との戦闘を続ける親ロシア派武装集団が24日、拠点とする都市ドネツクで、捕虜にした政府軍兵士ら約100人に銃を突きつけ、無理やり市街地を行進させたそうです。

 24日はウクライナの独立記念日で、首都キエフではウクライナ政府による軍事パレードが行われ、これに反発する親露派武装集団がパレードを計画、実行したようです。捕虜は後ろ手に両手を組んだ格好で街の中心部を歩かされ、沿道に集まった数百人の親露派住民から罵声を浴びせられ、ペットボトルを投げつけられるなどしたと言うことです。

 単なる「市中引き回し」という奴ですね。江戸時代の日本で行われた刑で、死刑囚を馬に乗せ、罪状を書いた捨札等と共に刑場まで公開で連行していく制度。捕虜は処刑されるわけではありませんが、ジュネーブ条約は捕虜の人道的な扱いを定め、見せ物にすることを禁じています。親露派武装集団や、これを支援しているとされるロシア政府に国際的な批判が高まるのは避けられないでしょう。