韓国で口蹄疫発生

 韓国慶尚北道義城郡の口蹄疫の発生で、養豚農場がワクチン接種を怠った疑いが強いことが明らかになりました。

 24日時点で発生が確定した養豚農場は、6棟の1500頭規模。既に口蹄疫の疑いのある3棟の約692頭を殺処分。残りの3棟の約800頭は移動制限しています。
 防疫当局が3棟の豚に対して行った抗体検査によると、抗体発生率は25%、50%、62.5%。抗体発生率の理想は80%以上で最低ラインは60%と言われ、抗体検査を見る限りワクチンを接種していない可能性が高いと考えられます。

 韓国ではこれまでも、大規模養豚農家がワクチン接種に積極的ではない問題が指摘されていました。韓国の養豚場では、ワクチンを接種すると豚の成育が悪くなり商品価値が落ちる、として接種をしたがらない傾向があるそうです。韓国では過去に6回口蹄疫の流行があり、特に2010年には58万頭が殺処分される大流行が起きていました。

 韓国では2011年4月から3年以上口蹄疫が発生せず、「清浄国」の指定を受ける最低条件を満たし、今年5月28日にパリ(フランス)で開かれたOIE総会で念願の「ワクチン接種清浄国」に再指定されていましたが、わずか2ヶ月で水泡に帰しました。