自民党東京都連、下村会長ら党5役辞任

 自民党東京都連の下村博文会長や萩生田光一総務会長ら党5役全員が、東京都議会選挙で自民党が惨敗した責任を取り、会長を辞任する意向を表明しました。

 2日投開票が行われた都議会選挙では、小池都知事が率いる都民ファーストの会が49議席を獲得。支持勢力の公明党などを併せて、都議会の過半数を占めました。一方の自民党は、過去最低の38議席を下回る23議席と言う歴史的大惨敗。

 下村氏は、昨年7月の都知事選で党推薦候補が落選した事で引責辞任した石原伸晃前会長の後任として、同9月に就任しました。

 都議選に向けて都連の建て直しを図った下村会長でしたが、前回の都知事選で候補者選びでゴタゴタがあったり、豊洲の移転問題等で失った支持を取り戻すことは出来ませんでした。下村会長は、加計学園問題や稲田大臣の発言などの影響を指摘しましたが、元々都議会自民党が支持を失っていたのが原因でしょう。

 派手に負けたものです、都議会自民党。私の周りでも、とにかく都議会自民党は評判が悪かったので、今回は負けるだろうと思いましたが、ここまでとは。

桝添都知事、辞職

 政治資金の公私混同問題で批判を受けていた東京都の舛添要一知事(67)は15日午前、都議会議長に辞職願を提出。都議会が全会一致で同意して、桝添知事の辞職が決定しました。

 桝添氏は本会議で「都政の停滞を長引かせるのは耐え難く、私が身を引くことが一番だと考えた」と、その理由を説明しています。在職期間は約2年4カ月で、歴代8人の都知事の中では猪瀬前知事に次ぐ短さでした。舛添氏には退職金約2200万円が支払われます。

 海外出張費が余りに高額であると批判されたことに端を発したこの問題、当初桝添氏は「海外の要人に会うため。安い部屋に泊まっていては会って貰えない」などと説明。しかし、誰と会っていたかは明らかにせず、批判の声には「知事が安い部屋に泊まっていたら恥ずかしいだろう」と強気の発言を繰り返していました。
 所がその後、公費で宿泊していたはずが、家族で宿泊していたり、週末に公用車で別荘へ行っていたりするなどの公私混同ぶりが次々に露呈。その度に説明に追われた桝添氏、最後は「第三者の厳しい目でチェックして貰う」として、自ら選んだ検察官出身の弁護士に政治資金の使い道の調査を依頼。調査結果は、幾つかの使い道に不適切な使途があり、返金すべきとしましたが、違法性は無いと結論づけました。

 これで乗り切れると読んだのでしょうが、世論は益々批判的になり、都知事選で桝添氏を推薦した自民党と公明党も用語は不可能と判断。都議会が始まると、桝添知事に辞任を要求しました。

 桝添氏は一貫して辞任を拒否、最後は知事報酬の全額返上まで申し出で、さらに不信任案の提出はリオデジャネイロ・オリンピックの閉会式がある9月まで待って欲しいと懇願しましたが拒否され、遂に諦めたようです。

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民主党、退潮に歯止めかからず

 12日投開票された統一地方選前半戦の道府県議選や政令市議選で、民主党は軒並み議席を減らし、退潮傾向に歯止めがかかっていません。

 同党は統一選を来年夏の参院選に向けた「党再生の土台固め」と位置づけていましたが、大阪市議選では11人を擁立しながら当選ゼロに終わり、現有9議席からゼロ議席となるなど、道府県議選で前回を82議席下回る264議席獲得にとどまりました。17政令市議選でも、得票同数で14日に当選者が決まる熊本の1議席を除き、前回147議席から126議席に減らし、共産党に「野党第1党」の座を奪われています。

 民主党の枝野幹事長は13日午前、国会内で記者団に「政権を失った2012年衆院選以来、マイナスからの再出発だったので、底打ちの流れは作れた」と語りましたが、本当に底を打ったのかどうかは、来夏の参院選の結果を見るまでは分からないでしょう。党内からも、「政権を明け渡して2年過ぎたのに、何も変わっていない。回復の兆しすらない」と言う批判が上がっています。