不正送金被害、過去最悪

 警察庁が2月12日に発表した、平成26年中のインターネットバンキング不正送金被害によると、昨年発生したネットバンキング不正送金の被害額は1876件、29億1000万円、平成25年の約14億600万円からほぼ倍増して史上最悪の数字となったそうです。地銀や信用金庫など中小の金融機関や企業の被害が増えており、また不正送金先の名義人の64%が中国人で、中国からの中継サーバー利用も多くなっています。

 特徴としては、都市銀行では個人の被害が多く、地方銀行では法人の被害が多い事。平成25年は都市銀行等12行、地方銀行20行でしたが、平成26年では都市銀行等16行、地方銀行64行、信用金庫18金庫、信用組合4組合となっています。どうやら不正送金対策の遅れている地方銀行や信用金庫、信用組合が狙われているようです。特に法人は金額が大きいため、犯人にとっては一攫千金を狙える相手。そこで、地方銀行や信用金庫、信用組合の法人口座を狙い撃ちにする、と言うわけです。

 最近の手口は各銀行にカスタマイズしたウィルスで、銀行のサイトを一部改ざん、全く見分けがつかない巧妙な手口が増えているのも被害額が増えている一因です。
 もう一つの特徴は、組織化された犯罪グループが中継サーバー業者などと共謀、より組織的になていること。パスワード盗み取りから不正送金までが自動化されていること。

 個人の出来る対策としては、ウイルス対策ソフトを導入し、有料版であれば必ず契約すること。Macはウィウルスに感染しないというのは間違いで、Macも必ずウイルス対策ソフトを導入しましょう。

トヨタ、世界ラリー選手権参戦へ

 トヨタ自動車の豊田章男社長は、30日に東京都内で開いた記者会見で2017年の世界ラリー選手権(WRC)に18年ぶりに参戦すると表明。「ラリーは日常使う道を舞台に、日常使う市販車をベースにした車で争われる。人と車を鍛え上げるためには最適な舞台だ」と語りました。
 WRCはF1と並んで人気が高く、参戦する事でブランドイメージの向上を図る狙いもあるようです。

 世界ラリー選手権は、国際自動車連盟(FIA)が主催する、世界各国で行われるラリーの世界選手権です。それまで世界各地で単独に開催されていたラリーを、1973年にイベントとして組織化し、世界選手権としてスタートしたもので、市販車をベースに改造した競技車両を使用します。一般道路の一定区間を一時的に閉鎖したり、競技場などの施設内に作られたコースのSSと、一般車に混じり現地の交通法規に従って移動する区間のリエゾンを走行し、SSの合計タイムが最も少ない車両が優勝となります。

 長引く円高デフレと不景気で、日本の自動車メーカは巨額の費用がかかるモータースポーツ活動を自粛していましたが、最近の景気回復で再び活動を再開させています。

オバマ大統領大統領、再発防止を指示

 テキサス州(アメリカ)の病院で女性看護師がエボラ出血熱に感染した問題に関して、オバマ大統領は13日、アメリカ疾病対策センターなど保健当局に対し、再発防止策の徹底を指示しました。

 女性看護師は同病院で、リベリアから入国した後でエボラ出血熱を発症、入院して8日に死亡した男性の治療チームのメンバーでしたが、10日に微熱が出たため検査を受け、12日にCDCが感染を確認。アメリカ国内で初めてエボラ出血熱に感染した患者となっていました。女性看護師は患者と接触する際、防護服や手袋、マスクを着用していましたが、感染防止対策に何らかの不備があったのではないかと見られています。

 男性のエボラ出血熱の発症を確認した際、アメリカ疾病対策センターは隔離後の二次感染は起きないと自信を見せていましたが、医療関係者からでてしまいました。感染源となっている西アフリカでも、医療従事者200人以上がエボラ出血熱に感染しています。感染に対して知識も有り、準備もしているはずの医療従事者に2次感染が起きるのでは、もう拡大は防げないと言う事かも知れません。